秋植え球根といえば、代表的なものは「チューリップ」や「ヒヤシンス」、「ムスカリ」、「ラナンキュラス」などがあります。
球根は種から育てる花よりも失敗が少なく、育てやすいのでガーデニング初心者にもおすすめです。
秋の球根で一番人気なのは、やはり『チューリップ』ですよね!!
春に咲く代表的なお花で、子供から大人まで誰もが知っているお花です。
チューリップといっても色や、形も違う沢山の種類があります。
近年人気が高いのが”原種チューリップ”。
原種チューリップとは
品種改良を重ねたチューリップとは違って、野生種やそれに近いもののことを指します。
原種の特徴としては花が小さく丈も低く葉もほっそりしていています。
普通のチューリップの背丈は、40cm~50cmほどですが、原種チューリップは、10cm~30センチほどです。
性質的には割合強く、日当たりと水はけなどの条件のよいところでは2~3年植えっ放しにしても咲き続けます。
チューリップの植え付け
地植え、鉢植え、いずれも10月~11月が植え付けの適期です。
植える場所は、日当たりと水はけのよい所を選びます。
★ここがポイント★
チューリップの球根は5cm位の深さで植えましょう!!
その時球根の頭が上になる様に植えるとことで、綺麗に花を咲かせます。
水やり
寒い時期だからといって水を控え乾燥させると根が弱ります。
土の表面が乾いたら水やりをしましょう。
肥料は
チューリップは、花を咲かせる前と花を咲かせた後に肥料を与えます。
花が咲く前は、固形のゆっくりと効く化成肥料を土に混ぜておき、花が咲いたあとは球根を回復させるために水で薄めた液体肥料を2週間に1回ほど与えてください。
花後の管理
1つの球根で何年も花を咲かせたいなら、花が咲いている途中で花を切り取る勇気が大切です。
チューリップは、6月頃には花が枯れはじめるのでその前に途中で茎を切り取りましょう。
花が枯れる前に切り取る理由は、早く花を切り取るほど球根に栄養分が残り、翌年も花を咲かせやすくなるためです。
チューリップの花を切り取ってからしばらくすると、今度は葉っぱが黄色くなって枯れてきます。
このタイミングで球根を掘り上げましょう。
傷つけないようていねいに球根を掘り上げて表面の土を落とします。
球根に小さな球根が付いているなら1つ1つ切り離して、来年新しい球根として植えなおしましょう。
土を落とした球根は、目の粗いネットに入れて雨が当たらない風通しのよい日陰で翌年の植え付けまで保存します。
球根を植えると春になるのが本当に待ち遠しくなります♪
小さな芽が出た時にはとてもうれしくなりますよね♡
チューリップは切花にもできるので、お部屋の中でも春を感じることが出来るでしょう。