カラテアの育て方

◆カラテア◆

科名:クズウコン科

属名:カラテア属

生育期:春~秋

場所:室内の明るい場所

水やり:乾燥気味

肥料:春~秋

【育て方】

直射日光が嫌いです!!

直射日光が当たると葉っぱが焼け、丸まってきます。

室内の明るい場所や明るい日陰で管理します。

窓辺に置く場合はカーテンで遮光します。

冬は必ず室内ですが、5月~9月頃は戸外の日陰でも大丈夫です。

冬の寒さには弱いので必ず室内に取り込んでください。

冬越は10度以上必要なので、リビングなど暖かい場所管理します。

年中、高温多湿を好みます。

他にも、強い風が当たると葉が丸まってしまうので注意しましょう。

【水やり】

春と秋は鉢土が乾いたらしっかり水やりをしましょう。

夏は鉢土を乾かさないように水を与えます。

生育期は水を好み、水をやればよく成長します。

っとはいっても、常に土が濡れている状態は根腐れの原因になるので、

やり過ぎには注意です!!

冬は乾かし気味に管理します。

鉢土が乾いて数日経ってから水やりをしましょう。

葉水は大切!!

熱帯の植物で空気中の湿度が高い状態を好みます。

年間を通して霧吹きで葉に直接水を補給してあげます。

夏はクーラー、冬は暖房の風が当たらないようにしましょう。

冷暖房の風はとにかく乾燥していて、この風が直接当たっているとカラテアに限らず、乾燥しすぎて枯れてしまいます。

乾燥するとハダニやカイガラムシが発生します。

これは霧吹きで葉の裏にも水を掛けることで予防できます!!

【肥料】

春から秋の生育期に、緩効性化成肥料を2か月に1回施します。

または、速効性の液体肥料を1週間から10日に1回与えます。

【病気・害虫】

春から秋にかけてカイガラムシやハダニが発生します。

カイガラムシは薬剤が効きにくいので、発生が少ないうちにこすり落として駆除します。

ハダニは高温乾燥期によく発生し、葉裏について吸汁します。

霧吹きなどで葉に水をかけて乾燥が続かないようにして予防します。

発生が見られたら薬剤を散布して駆除します。

【植え替え】

だいたい2年に1回は植え替えが必要でしょう。

それくらいで鉢の中が根でいっぱいになっってきます。

適期は5月~8月頃。

大きくなってそれ以上鉢を大きくしたくない場合は株分けを行い、今までと同じ大きさの鉢に一株ずつ植え付けます。

水ゴケで植えているものは鉢から抜いて、腐った水ゴケや枯れた根をていねいに取り除いてから新しい水ゴケで植え付けます。

乾燥に弱い植物なので、植え替え直後は乾かさないように注意しましょう。

【ふやし方】

株分け:適期は5月中旬から7月下旬です。

古い鉢土を1/3~1/2落とし、ハサミなどで2~3株に分けます。

株分けをした直後は根が傷んでおり特に乾燥に弱い状態になってるので、根づくまで霧吹きなどで葉や茎にこまめに水を与えて湿度を高く保つようにしましょう。

数週間で新しい根が出てくるので徐々に通常の管理に戻します。

カラテア、クテナンテ、マランタ、ストロマンテなど

この時期に見かける”クズウコン科“の観葉植物です。

葉は薄くて、シックな葉色に、様々な模様が入っていてとても魅力的です。

観葉植物なの中でも、高温多湿を好むので育てるのが難しいイメージを持たれているかもしれませんが、独特な雰囲気や出回る時期が短いことから、魅力を感じる方も多いと思います。

室内で育てることはもちろんですが、春~秋の生育期には戸外の日陰で育て、南国的な雰囲気を味わうのも素敵かもしれませんね♪

日陰・多湿を好むので、湿度が足りなかったり、光が強すぎると

葉を丸めて、自らを守ろうとします!!

これはサインです!!

育てている環境が合っているのか、管理の仕方の目安になります。

最低気温が10℃以上必要なので、冬の管理が難しいかもしれませんが、是非とも育ててみたい植物のひとつです♪

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